那覇は人気の観光地です。
いろいろな方が、那覇でのおすすめのグルメとかを書かれている中ですが私が実際にいって良かったお店という観点でおすすめのお店をご紹介したいと思います。
今回は沖縄そばのお店を3つご紹介いたします。
食べログだと評価が3.7と那覇周辺でも屈指の人気店のひとつで、私が愛してやまないお店です。
店名は「潮間(すーま)家の前(ぬめぇ)」からきています。
場所が国際通りなどからは離れているため、レンタカーやタクシーでの移動が必須がなります。また、お店がメインの通りではなく、小路沿いにあります。また2カ所ある駐車場とお店は離れた場所にあるため、初めて行く場合はかなりの確率で迷います。
カーナビでセットすると到着するのはお店の前になりますので、かならず駐車場の場所を確認してからいくことをおすすめします。
お店は沖縄の古民家で営業していてとても趣があります。屋根付きの家の店内で食事をするか、屋根付きのテラス?席で食事をするかの2択です。
スープは鰹だしをしっかりときかせていてとてもあっさりした味です。あっさりしすぎと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、それもまた素朴な感じでとてもいいと思います。
そばのサイズは小と大の2種類。小を普通にして、大盛りができますで、いいような気もしますが、小と大です。
試してもらいたいのは数量限定になっているスペシャルそばです。いずれも柔らかく煮込まれた「てびち」、「ソーキ」、「三枚肉(豚バラ)」が乗っていて、違う部位で食感が違うお肉を一度に楽しむことができます。味の濃いてびちをたべた後に薬味として持ってきてくれるふーちば(ヨモギ)をはさむと、口の中がすっきりします。パクチーとかが嫌いな方はふーちばにはチャレンジしない方がいいかもしれません。
ランチタイムは近くに住まれている方も来られて大混雑しますので、一番のおすすめは開店直後の11時頃の訪問です。
こちらのお店も国際通り周辺ではなく、ゆいレールの小禄駅から5分程度離れたところにあるお店です。
小禄は駅前に大きなイオンのお店があり、イオン店内は沖縄のお土産物がコーナーとし充実していたり、お酒のコーナーでも泡盛も充実しているので、お昼頃のフライトで沖縄を発たれる方は10時ぐらいに小禄のイオンを訪問して、お土産を購入して、とらやで沖縄そばをたべて、空港移動というのがおすすめのプランです。
こちらのお店の最大の特徴は麵です。ガジュマルなどの木灰を水に入れた上積み(灰汁)をかん水の代わりにつかうというのが沖縄そばの製法でした。手間がかかるということもあり、今では普通にかん水を使った麵がおおいのですが、こちらのとらやさんでは伝統的な製法にこだわられています。平打と中太の2種類から選択出来るのですが、いずれもコシがしっかりとあって美味しいです。
こちらもお出汁はカツオがきいたあっさりめですが、なんともいえない深いあじわいです。
最後は国際通りにあるどらえもんです。
国際通りの真ん中なのでとても行きやすいですが、お店は古めのビルの一角にあるため、少し抵抗感があるかもいるかもしれません。壺川駅のちかくに子どらという姉妹店があります。
メニューとしててびち、ソーキの一般的なものにくわえて、宮古そばがあるというのが特徴だと思います。しらなくてオーダーするとびっくりするとおもうのですが、宮古とそばは一見すると、麵の上にネギとかだけがのっている、いわゆるかけそばの状態です。具なしということではなく、おそばの下に三枚肉とかまぼこが隠れています。
この形式をとっているのは諸説あって、厳しい税の取り立てがある中に、贅沢をしているように見えるようのを避けるようにしたという説と具の乾燥をふせぐためという2説が諸説の中心です。
スープは鰹だしベースであっさりよりではなく、しっかりめの味付けです。宮古そばの場合、具が下に沈んでいるためその味が溶け出すイメージで甘めに感じるかもしれません。とかいてますが、どらえもんには締めで利用することがおおいので、正確かといわれるとちょっと自信なしです。
ラーメン店と同じく、沖縄そばのお店にはやはりそれぞれ個性があります。沖縄そばの世界にどっぷりつかって、いろいろ試されてみると楽しいと思います。皆様のお店選びの参考になれば幸いです。