沖縄観光の楽しみのひとつといえば島唄ですよね。国際通りにある居酒屋には黄金の唄で有名なネーネーズも出演するような
といった超メジャーなお店があります。
また登場するのはそれほど有名ではない歌手の方や演者だったりですが、決まった時間にいわゆる最近の島唄を歌ってくれて、会場にいるみんなで盛り上がれるようなお店もあったりもします。東京にも店舗がある
ぱいかじ 国際通り久茂地店 - 県庁前/沖縄料理/ネット予約可 | 食べログ
です。
今回ご紹介するのは、ひと味違った島唄を聴かせてくれる可能性のあるお店で
絆道 (キズナミチ) - 県庁前/居酒屋 | 食べログ です。
絆道はがっつり島唄ライブの時間が決まっているわけではなく、食事の合間に島唄を聴かせてくれたり、かなり高そうな三線を弾かせてくれたりする店です。お客さんの入り具合によってと、店長が当日出勤しているかいないかによって、このあたりの内容がかわってきます。店長が出勤していて、かつ、店内にある座敷に予約が入っていたりすると20時頃から、店長が三線をひいての島唄ライブがはじまります。
こちらの店長は、県立芸大で沖縄の民謡などをしっかり勉強された後に、ニューヨークでプロになるための活動をしていて、沖縄に帰ってきた方です。なので、唄いっぷりは一級品なのですが、さらにすごいことは、琉球古民謡と言われ、今は継承者がほとんどいなくなっている昔の唄も歌えるということです。
ご縁節という古民謡が店長のレパートリーのひとつです。
このご縁節はお祝いなどで唄われることがおおいそうです。
琉球古民謡は普段の島唄ライブでは含まれないので、店長にテーブルに来てもらってリクエストするとこたえてくれたりします。
そんな琉球言葉で趣のある曲を聴きながら、泡盛の古酒をちびちびと飲むというのはなかなか貴重な一瞬じゃないかなと思います。
絆道の料理自体は普通の沖縄料理もあれば、ちょっとアメリカンな感じにアレンジした料理もメニューにあります。値段もとてもリーズナブルです。ある程度人数がいると、コース予約だと飲み放題で3000円くらいから提供してくれます。
もちろん、普通のライブでもとても素敵な体験なのですが、それにくわえて他のお店にはない特徴的な古民謡を聞かせてくれる絆道はとてもおすすめです。
ただ前述しておりますが、店長がいないとこれらの体験はないので、訪問されるときは必ず店長が出勤しているか、出勤しているのなら何時くらいから島唄ライブをしてくれるのかを必ず確認してください。
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