昨年になりますが、ANAの設立70周年記念チケットが発売になっていました。国内線限定でしたが料金は7000円+空行利用料でどんなに長い区間でも販売予定数内だとOKというものでした。今回それを利用して日帰りにて宮古島を訪問しました。
宮古島はいつもめぐりあわせが悪く、仕事や観光目的の予定をいれると那覇や羽田からのフライトが大幅に遅延して滞在時間が短くなるということがあり、今回も懸案していたのですが、やはりというか、10年に一度の寒波の巡り合わせがやってきて、宮古島への到着が約1時間程度遅れるという事態になってしまいました。
今回の旅行では宮古島本島と伊良部島を伊良部大橋を渡り、昼食をとったあとに東洋一美しいと言われる前浜ビーチをながめてと思っていたのですが、1時間の遅延から前浜ビーチはあきらめ、伊良部大橋を渡り昼食後に戻るというルートに変更しました。
伊良部大橋もあいにくの天候のため、キラキラと光る海も見ることができずでやはり宮古島観光は私にとって相性が悪いようです。
今回まず行ってみようと思ったのは伊良部島の漁港にある食堂です。沖縄はマグロの漁場が近いと言うこともあり、冷凍をしないままのマグロが入荷します。漁港でのお店ということもあり、新鮮なマグロやカツオの乗った海鮮丼を食べようと思いお店をピックアップしていました。
行ってみるとなんとお休み。その向かいに市場直営の食堂もあったのでそこならとおもいまいしたが、こちらもお休みでした。
飛行機は遅延するし、行こうと思っていたお店はお休みだし、ついてないなぁと思いながらも気を取り直して、機内でCAさんに紹介をしてもらった絶品のジューシー(炊き込みご飯)を提供してくれるという「かめそば」にむかうことにしました。
・ご紹介するお店の基礎情報
店名 かめ
営業時間 11:00~16:00 18:00~21:00
定休日 無休
お店はとても細い道の中の一角にありますので、少しわかりにくくなっています。お店近くに3カ所以上お店用の駐車スペースを確保されているので、土日や観光シーズンはとてもこむのだろうなというのがよくわかります。
お店を入ると食券の券売機があり、こちらで購入すると、店員さんが何名ですか?という風に確認してくるシステムです。今回購入したのはゆしどうふに三枚肉、ソーキの乗った「かめそば」とお刺身とジューシーと小鉢がつくBセットです。
CAさんのおすすめはジューシーだったのですが、もともと口が海鮮丼だったこともあり、思わず刺身セットを選択してしまいました。
小鉢とありましたが、もずくとジーマミ豆腐(ピーナッツ豆腐)の2種類がついてくるので、なかなかのボリュームです。
那覇でゆしどうふが入ってるそばは小さめの豆腐で一目見ると餡(あん)のようになっていることが多いのですが、こちらは豆腐のサイズが大きめでした。
もともと宮古そばはお肉などの具材を麵の下に隠すというスタイルが主流なのですが、こちらはしっかり具が存在感をだしています。
こちらのおそばの出汁は鰹節ではなく宮古島独自のカツオのなまり節を使用した魚介系スープです。なまり節は鰹節ほど燻製や熟成を繰り返すのではなく、1回だけ燻製をしているものになりますので、カツオそのものの風味がよく分かるようなスープができあがります。麵は太めの麵です。
ジューシーもしっかりした味付けで、お刺身のマグロも新鮮なこともあるのか全く臭みがない感じでした。
ボリュームがあると到着した時には思っていたのですが、とても美味しかったこともあり、すぐになくなってしまいました。店内の他の環境客の方の会話だとこちらのおそばは少な目なので、サイズアップがおすすめだったそうです。
計画通りにはいきませんでしたが、とても美味しいおそばだったので満足することができました。次回は日帰りではなく、泊まりで余裕があるルートで宮古島観光をセットしようとあらためて思いました。
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