石垣島には仕事と遊びで毎年訪れています。今回は2月1日よりスタートしたプロ野球のキャンプ見学にて訪問しました。千葉ロッテは地元のスター候補生大嶺選手をドラフトで獲得したあたりから、キャンプ地をそれまでの鹿児島から石垣島に切り替えています。コロナでの自粛開始されてからプロ野球のキャンプは無観客での開催であったり、観戦できるようになっても、観戦中の声援や選手とのコミュニケーションは禁止になっていました。今年からファンサービスも解禁になり、練習終了後の選手からサインをいただけたりできるようになってきました。こんなところにも徐々に世の中が元にもどってきているなぁということを感じます。
キャンプで選手の練習が終わり、三々五々に宿舎のホテルに戻り始めた14時頃にお腹もすいたので、ランチをとることにしました。むかった先は地元の方からとても愛されているお店で2021年の百名店にも選出されている「なかよし食堂」です
・ご紹介するお店の基礎情報
店名 なかよし食堂
営業時間 11:30~19:30
定休日 水曜日
お店のたたずまいは昔ながらの食堂という感じです。14時過ぎだったということもあるのか、全く並ぶこともなく入店することができました。おばあが「いらっしゃい。あいてるところにどうぞ」と声をかけてくれます。昭和ののんびりとした雰囲気で休みの日のけだるい午後をおもいおこさせます
数名先客がいましたが、テーブル席の一角を確保して、こちらの名物の八重山そば(500円)をオーダーします。八重山そばにはお子様そば(400円)というのもあります。オーダーして5分くらいで配膳されました。
一般的に八重山そばは、豚の細切りを甘辛く煮付けたものと、かまぼこ(板わさとかにつかうのとは違い、いわゆる薩摩揚げ的な天ぷら系です)の細切りが具として乗っている構成が多いのですが、こちらの場合はかまぼこなしでとてもシンプルです。麵はちゃんぽんをおもわせる中太です。おもったより多くの量があります。スープはカツオ出汁がきいていて、醤油でやさしめの味付けがされています。とても美味しかったのですぐに完食してしまいました。
他の人はどういうオーダーをしているのだろうと見ていると、地元の常連さんらしい方たちはチャンプールや生姜焼きの定食を頼み、それにお子様そばを追加で頼まれていました。定食にはご飯とおそばがついているのですが、このオーダーの仕方にするとおそばをひとつにまとめてくれて、通常の八重山そばと同じ形でだしてくれるようです。
生姜焼き定食が600円だったので、お子様そば400円を追加しても合計で1000円です。がっつり食べたいかたは組み合わせで頼まれてみてはいかがでしょう。
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