石垣島出身のスターと言われると真っ先に思いつくのは誰ですか?「涙そうそう」で紅白歌合戦にも出場している夏川りみさんや、JPOPだけでなく沢山の島唄も発信しているBIGINさんなどがありますが、やはりナンバーワンはボクシングの世界チャンピオンになり、今もテレビ番組などでタレントとして活躍している具志堅用高さんではないかと思います。竹富島などの離島行き高速船がでている離島ターミナルにモニュメントも設立され、現在も功績を体感することができる具志堅用高記念館(大人の入場料は400円)が運営されています。
今回ご紹介するお店はその具志堅用高記念館から徒歩1分くらいのところに位置して、ランチ時間などでは行列ができるあらかわ食堂 - 石垣市/沖縄料理 | 食べログです。
・ご紹介するお店の基礎情報
店名 あらかわ食堂
営業時間 月~金 11:00~20:00
土、祝 11:00~15:00
定休日 日曜日
あらかわ食堂さんは石垣市内30店舗以上の八重山そばを提供するお店が参加した2017年八重山そば選手権のオリジナルそば部門でグランプリも獲得しているお店です。
具志堅用高記念館から少し西側に移動すると看板がみえてきます。
店頭に注意事項としての紙が貼られていますが、かなり独特な内容です。石垣島でマリンアクティビティを楽しまれた方がそのまま来たりするのでしょうか。上半身はだかとかは確かに勘弁してほしいですよね。
私は注意事項にも当てはまらず、平日の13時ごろにお伺いしたからなのか、並ぶことなくすぐに入ることができました。ただ店内は満席でした。
お店を見渡すと至る所にドラえもんが置かれていることと、今も日曜日のゴールデンタイムにTBS系で放映しているバナナマンのせっかくグルメに取り上げられたということを掲示していました。調べてみると2019年にとりあげられたようです。
メニューをみると食堂だけにいわゆる定食メニューもありレパートリーにとんでいます。沖縄スタイルでおそばはサイズが事細かく設定されています。
今回はお目当てに牛そば 中サイズに「ふーちば」入りでオーダーしました。「ふーちば」はヨモギのことで、独特の香りと苦みがあります。パクチーとかが嫌いな方は入れない方がいいと思います。サイドメニューのミニからあげも気になりましたが、今回は牛そば一本にしました。
牛そば、なかなかのボリューム感です。お肉が器一面に敷き詰められていて麺が見えないくらいです。このお肉は和牛の肩肉、ホルモンとタマネギを味噌と泡盛でほろほろになるまで一日煮込むそうです。
スープは濃いめの色味をしています。ほんのりとした甘みのあるスープをベースにトッピングされたお肉のうまみが溶け出して、とてもパンチのある味です。沖縄そばというとカツオ出汁のうまみを十分に生かしたあっさり目のスープという固定概念を大きく変える感じでとても美味しいです。
お肉も本当にほろほろ、とろとろで食べやすく、しっかり煮込まれた味がします。
食べ進めていく中で味変をしたい場合はテーブルに定番のコレグースがおいています。
夢中でたべすすめましたが、お肉のボリュームもありお腹がぱんぱんです。これにご飯やサイドメニューをつけるとちょっと食べすぎ感があります。隣の方がミニからあげを頼まれてましたが、提供されるからあげが2個なのでミニという名称ですが、一つ一つのからあげはかなり一般的なお店だとジャンボサイズのものでした。
私が食べ終わった後も続々とお客さんが入店されてきていました。
グランプリを獲得されただけのことはあるなぁと思いました。
石垣島で働く方にお話を聞くと、千葉ロッテがプレシーズンにキャンプをはる石垣島運動公園のちかくにあるこちらのお店も全く違うタイプの牛そばだけど、とても美味しいと推薦してくれました。
来年のキャンプを見学に行った場合は寄ってみたいと思います。
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