北九州市若松区は炭鉱、鉄鋼で発展していた街です。飯塚や田川で発掘された石炭は若松駅まで電車で運ばれ、若松港で船に積み替えられて全国に発送されていました。最盛期はとても賑やかな街で、夏の祭りシーズンだと文豪である火野葦平が歌詞をつけた五平太ばやしを歌いながら山車がよく練り歩いていました。新日鉄の大半が拠点を移したことと石炭産業が廃れたことで今は往時を感じられないようなさみしい街になっています。かなり末期ですが往時を感じさせる動画がこちらに公開されてます。
そんな中でも50年以上世代を引き継がれて営業しているお店がいくつもあります。
今回は営業をはじめて60年以上になる平和食堂 - 若松/焼肉 | 食べログに伺いました。
こちら人気店ですので、土日に訪問してみようかなという方は事前の予約を必ずされることをおすすめします。
・ご紹介するお店の基礎情報
店名 平和食堂
営業時間 17:00~22:00 水曜日を除く
定休日 水曜日、月に一度水木連休
お店はJR若松駅駅から歩いて10分強ほどのところにあります。
近くのお店はほとんどシャッターがおりていますので、大丈夫かな、と不安になるかもしれませんが、ちゃんと営業しています。
当日の電話で19時までに退店してもらえるなら席は予約可能とのことでしたので、17時すぎにお店に伺いしました。すでに先行しているお客さんが数件はいっていました。

店内は1階と2階にわかれています。今回は1階の座敷に通してもらいました。
ホルモン系を中心に構成されていてメニューはとてもシンプルです。

まずは生ビールを頼みました。

焼き物は無煙ロースターで焼きます。お肉を乗せすぎないように小さめのロースターになっています。

焼肉といえばの定番のタン塩です。これで1人前です。お肉には厚みがあります。コショウがかかりすぎかなという気もしますが、厚みの割にお肉も柔らかいです。

つづいてロースと中落ちカルビの赤身系とテッチャン、まるちょうのホルモン系です。
赤身系はそれぞれ2人前、ホルモン系は1人前ずつです。牛タンに続きロース、中落ちカルビともに厚くきられていて、サシもしっかりはいっています。この値段で、この肉質はかなり満足感が高いです。

ここからがメインになるのですが、お肉を食べた後にで注文していたホルモン鍋です。こちらに来店されるお客さんはほぼこれを注文されます。底の浅い鍋に甘辛いスープがあり、その上にホルモン系のお肉と、赤身系のお肉の上にキャベツやネギ、もやしといった野菜が乗っています。この内容で2人前です。

お野菜がしなしなになったころが食べごろです。もつ鍋もそうなんですけど、甘辛いタレで火が通ったキャベツやもやしはとても甘い味になっておいしいなぁと感じます。お肉もかなりの量がはいっていて、ホルモン系や焼いたものとは違った食感で味変要素になり焼いたお肉をたべた後でもするすると食べることができます。

鍋の締めにご飯をいれていただきました。ご飯のサイズは大、中、小と選べます。締めの雑炊づくりはママさんが対応をしてくれます。
タレに野菜のあまみやホルモン系のあぶらが溶け出していてとても濃厚な雑炊が完成します。おなか一杯のはずなのにあまりのおいしさにあっという間になくなってしまいます。

今回両親と3人での訪問でしたが、一人あたり4000円くらいの会計でした。お肉の質などを考えるととてもお手頃に食べることができたと思います。60年以上続いているというのはこういうところなのかなぁと思いました
食事中も予約のお客さんがひっきりなしに来店していました。繰り返しになりますが、行きたいと思われた方は必ず事前に予約してからの訪問をおすすめします。
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