喫茶店が多い県のイメージってどこですか?コメダ珈琲に代表されるようなお店や独特のモーニングコーヒー文化が根付いている愛知県って思われる方が多いと思うのですが、実は大阪がそうなんです。令和3年の経産省の調査だと、大阪府にある店舗は6758軒で愛知県の6171軒を大きく引き離しています。どうして大阪が多いのかについては諸説があるようですが、神戸港に海外から運び込まれたコーヒー豆を取り扱う市場が大阪にあり、身近に原料が手に入る分安く提供出来たことと、社交好きの大阪人がしゃべる場として喫茶店が機能したというのが私としては説明にしっくり来ます。大阪の喫茶店はどちらかというとコーヒーだけの純喫茶よりも、洋食系の食事も一緒にだしたり、ミックスジュースも出したりと食事系に力をいれているように感じます。
今回ご紹介するニューアストリア - 千里中央/喫茶店 | 食べログは純喫茶ではなく、美味しいサンドイッチを提供するお店として有名なお店です。
・ご紹介するお店の基礎情報
店名 ニューアストリア
住所 大阪府豊中市新千里東町1-3-8せんちゅうバル地下1階
営業時間 8:00~16:30
定休日 木
場所は地下鉄御堂筋線の千里中央駅、伊丹空港にむかう大阪モノレール乗り場方向の改札をでたすぐでたところにあります。
こちらはお店は初老の男性3人くらいで運営されていて、カウンター数席とテーブル席が2つのこぢんまりとしたお店です。
こちらのお店はサンドイッチの中でもカツサンドが有名です。店内でオーダーする場合には野菜入りと野菜なしの選択があり、価格差は50円です。テイクアウトする場合は、野菜の水分があるので、野菜なしの一択です。さらにカツサンドなどの食事系をオーダーした方がコーヒーなどをオーダーする場合はドリンクが200円引きになります。アイスコーヒーとセットにすると野菜ありのカツサンド700円にアイスコーヒー400円で合計1100円が200円引きで900円になるというお得な良心的な設定もあります。
今回は野菜ありのカツサンドにアイスコーヒーをオーダーしました。
カツサンドはオーダーされてから調理にとりかかります。食パンはワッフル焼き器のようなものでトーストして、挟み込むカツはヒレカツを揚げたてで提供してくれます。野菜はサラダ菜、トマト、タマネギです。ヒレカツ用のソースは少し甘めで酸味のあるタイプ、野菜にはマヨネーズをメインにしたソースがかかっています。このふたつがよくマッチします
カツはしっかり肉厚で、パンはしっかりトーストされているので、外側はかりっとしていますが、野菜にやカツに接する内側はしっとりとした食感になっています。
せっかくのバランスなので、サンドイッチを崩さないようにするために楊枝をさして食べます。一口で食べるといろいろな味が複雑にからまってとても美味しいです。黙々と一気にたべてしまいました
こちらのお店はテイクアウトでサンドイッチをオーダーすることもできます。飛行機までの時間がない場合は、カツサンド野菜なしをテイクアウトして空港でというのでも十分満足できるのではないかと思います。
このブログでは飛行機の楽しみ方と訪問先でのグルメ情報、ふるさと納税で頼んでよかった物を発信しています。記事が面白い、お役にたつところがあれば読者登録をいただけると励みになります。