前回の記事に続き、沖縄なのになぜその地方料理のお店?です。
以前のエントリーで沖縄の麺事情として、沖縄そば一が中心ではあるけど、最近はラーメンだけでなく、台湾まぜ麺がはやるようになっているということをご紹介しました。
今回はそんな変わり種の麺のひとつになるとおもうのですが、平和通でランチ時間帯には盛岡冷麺を、夜になると、さらには串焼きなどを提供されるちるり (Chillri) - 牧志/冷麺 | 食べログさんにお邪魔しました。
なぜ盛岡冷麺のお店のご紹介なのかという経緯です。以前に神戸に住んでいたときに夏の高校野球甲子園大会に沖縄県代表を応援にいきました。いわゆるその高校コアの応援団のいるアルプススタンドでの観戦でした。沖縄県代表の応援はやっぱりみんなビールを飲んだり、点が入ったりするとカチャーシーで踊ったりと普段から賑やかです。しかもその時の試合は勝ち試合となるとより大騒ぎです。沖縄代表の次の試合のアルプススタンドは青森の学校が使うことになっていたのですが、青森代表の応援団が待機している一角から、沖縄って・・・・って感じで沖縄代表の応援団を見ていた光景がずっと頭の中に残ってて、沖縄と東北って一番縁遠い、そんなところの料理を沖縄で楽しめるのだろうか?が自分としての勝手なイメージでした。でも沖縄の気候の中で食べてみると盛岡冷麺ってとてもいいんです。
・ご紹介するお店の基礎情報
店名 ちるり
営業時間 12:00~14:30 18:00~22:00
定休日 木曜日と第一水曜日
場所は言わずとしてた沖縄の大観光地「牧志公設市場」を国際通りと反対方向にむかったところにあります。カウンターとテーブル3卓くらいのこぢんまりとしたお店なので、注意しながら歩かないと見落としてしまいます。
暖簾がでていたりしないので、お昼は営業しているかしていないかちょっと不安な感じになります。
春先でまだ沖縄少し寒いからですかね、温麺のメニューなんてのもあります。牛テールスープって仙台の牛タンとはよくセットでみるのですが、なかなかこれを麺にって発想にはならないような気がします。
看板メニューの盛岡冷麺自体はそんなに辛くないです。辛い冷麺にされたいかたは激辛キムチをいれてください、というのがお店としてのスタイルです。
オリジナルや限定という言葉に弱い私は今回は麻辣冷麺とミニサイズの牛スジカレーをオーダーしました。通常麺よりも麺をゆがくのに時間がかかるので、提供までは少し待つイメージです。
麻辣冷麺は写真を見ていただけるとおわかりになると思うのですが、ネギを中心とした香味野菜それにいろいろなスパイスがかかっていて刺激的な様子です。
マスターからさんざんと、辛いから入れすぎないように、と注意された島トウガラシがついてきます。これにニンニクの香りがしてだいぶ刺激的です。
麻辣冷麺自体は思っていたよりも辛くはなかったので、マスターから注意喚起のあった島トウガラシを2杯ほどいれて食べました。特筆なのはやっぱり麺ですかね。食感がとてもしっかりとしてシコシコ感が満載です。その麺をすすって、しっかり噛むという作業がとても楽しいです。よく煮込まれたカレーもとても美味しかったです。
ちるりさんのメニューにビールという言葉があり、お店で飲むのではなく、我慢をしてちるりさんの近くにあるお店にいくことにしました。ちるりさんから5分ほどの距離にある桜坂ブルワリーさんです。
以前に桜坂にある餃子やさんによった帰りに見つけて気になっていたお店です。
お店で購入して持ち帰って飲むか、お店の前にある2席の椅子に座って飲むか、お店の斜め向かいにあるカフェで座ってのむかの3パターンがあります。
お店の特徴としては(合法ですよ、安心してください)CBNという大麻の成分から取り出した原料を元にしたビールと、県産のフルーツを使ったビールの2種類が提供されていています。
CBNはなんとなくはばかられるので、フルーツを使ったビールを頼みました。
クラフトビール独特だと思うのですが、大手メーカーのビールにはないもフルーティーな飲み口でやや甘めは飲み口です。といってべったりしたような甘みではありません。
日のあたらないところでゆっくり座って飲みたい方は、お店の斜め左側にあるこちらのカフェで飲むこともできます。
CBNの方はお土産として買って、これから試してみようかとおもっています。
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