北京ダックって高級中華のイメージですよね。フカヒレと並ぶ双璧なようなイメージです。日本のお店で頼むと、丸々美味しそうにやかれた鳥の丸焼きがカートの上とかに乗って運ばれてきて、その場で配膳係の方が皮だけを切って、それぞれのお皿に2~3枚程度とりわけでくれて、また丸焼き部分はカートに乗って戻っていくキッチン側に戻っていく、そんな光景が展開されているように思います。あわせて思うのが、身の部分って食べないのかな、ちょっと頂戴は言えないのかな、です。
そんな北京ダックは本場北京ではどう食べているのか?の疑問も解消したかったので、地元の方に紹介してもらった北京ダックが美味しいと評判のお店に行ってみました。四季民福 烤鴨店です。
お店は汉光百货店というところのレストラン街にはいっています。北京ではとても有名なお店らしく、複数の店舗があるようで、特に故宮(紫禁城)の近くのお店は故宮を眺めながら食事もできるということでとても人気だそうです。www.hanguangbaihuo.com
予約管理の仕組みは回転寿司チェーンとかで使われている物と同じで、予約の際に発行された番号を呼ばれるまで待つというスタイルです。お店の前に30くらいの椅子が並べられています。待っている間用にセルフスタイルですが、お茶が置いてあったり、簡単なサラダ、ピーナッツなどが食べられるようになっています。
予約してから40分後くらいに入店できました。たまたまですが、ガラス張りの一番窓際の席に案内してもらいましたので、とても眺めも良かったです。
席に着くとお箸が2つ並べられていました。一つは料理をとる用で、一つは食べる用という位置づけで分けているそうです。
まずはビールを頼みます。基本中国の人は冷たい飲み物を避けていることもあり、ビールもぬるいままで、ピンピン(冷たいという意味)のビールと言わないとぬるいビールが運ばれてきます。中国産のビールと輸入ビールの値段がほとんど変わらずだったので、バドワイザーの飲んだことがない銘柄をピンピンで忘れずに伝えてオーダーしました。つきだしのような位置づけなのか果物が配膳されました。青臭くて私の口にはあいませんでした。
メニューからメインの3品とやはり北京の名物料理であるジャージャー麺を頼みました。最初に運ばれてきたのは豆苗のような青菜の塩炒めにカリカリしたものが添えられたものです。日本で食べたことがない味でしたがとても美味しかったです。
つづいてがエビの唐揚げです。これもとても美味しかったです。
本日のメインの北京ダック。半身でオーダーしています。最初から切ってくれていて
皮の下には身がついたままの状態です。こちらのお店では身も当然食べて下さいという形ででてきます。
甘い味噌やからし、塩、ネギ、漬け物のようなものが味付けように運ばれてきます。
クレープ上の皮(写真取り忘れてます、すみません)に北京ダックの皮、これらの調味料をのせて巻いて食べます。皮もぱりぱりでとても香ばしく、美味しいです。
身も甘い味噌やからしをつけて食べましたが、普通に美味しいものでした。なんで日本では食べないんだろう?と疑問に思うくらいでした。
これにジャージャー麺をいれて、合計で4000元(23年9月のレートは1元20円)でしたので、とても満足感が高い食事でした。
なお、こちらのデパートのレストラン街には焼き肉の牛角、回転寿司のお店、韓国料理のお店なども入っています。こちらの北京ダックのお店に行かれるのもいいですし、美味しそうと思ったところにチャレンジしてもいいかなと思います。ほぼすぺてのお店がスマホを使ったモバイルオーダーになっていますので、その点だけご注意下さい。
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