アラフィフのこれよくない?食べ歩きグルメとふるさと納税のブログ

飛行機修行や出張の中で訪れた美味しいお店や飛行機に乗るときのちょっとした楽しみ方を投稿します。

中国観光 個人旅行だとAliPayがないと空港から市内への移動すら困難という過酷な現実 

 今回は北京首都空港から市内への移動についてまとめます。今インターネット上で北京首都空港から市内移動についてまとめているブログの大半は2019年、つまりコロナ前の情報ばかりです。かかれている移動手段は変化はないのですが、大きく変わってしまったのは決済手段です。ゼロコロナ政策の中で中国国内の決済方法が完全にキャッシュレスに移行してしまっており、それに伴い外国人にとってはとても不便な体制ができあがってしまっています。中国版のQRコード決済であるAliPayが使える状態にしておかないとなにもできないです。個人旅行に行かれる方は事前にAlipayのインストールと動作=決済をすることができるかの確認を必ずすまされることをおすすめします。

 個人旅行の場合、市内への移動方法は大きく分けると3つ方法があります。ひとつは電車を使っての移動。もう一つはバスを使っての移動。最後はタクシーを使っての移動です。

 空港ロビーに荷物をピックアップしてでると、以下の写真のように3つの方法が記載されます。1階からは電車とバス、地下1階からはタクシーです。

まずは地下鉄に乗ってみようと思い、電車乗り場にいきました。北京の地下鉄は完全にICカードだけになっていて、日本のような紙の切符がありません。このICカードだけになっていて、ICカードを入手するのが一苦労です。Serviceとかかれた人がいるところに並んでICカードだけになっていて、カードを入手する必要があるのですが、決済方法を聞くとAlipayでの受付だけと言われました。

 支払いやチャージ元に国際ブランドのクレジットカード(VISA、Master、アメックス)は受け付けてくれません。こんなこともあるかと思って用意していた三井住友カード銀聯カードも試してもらいましたがエラーで処理ができませんでした。銀聯カードは中国出張や旅行時に必携です、という三井住友カードの案内をみて発行したのですが、使えなかったので帰国後サイトをみてみると、赤文字で「中国国内店舗ではクレジットカードをご利用いただけない場合がございます」が追加されていました。

銀聯カード(ぎんれんカード)|クレジットカードの三井住友VISAカード

 

 空港Wifiを使って急ぎでAplipayをダウンロードしました。Alipayは認証に中国の電話番号を使っているため、日本人が利用するのが困難ということだったのですが、この仕様がかわり、認証は日本の電話番号も選べるようになりました。またVISAカードをカード決済もととして紐付けることができるようになっていました。

「Alipay - Simplify Your Life」をApp Storeで

設定まではできたのですが、なぜか私の環境だと決済しようとするとエラーがでて、決済がすすまず。他のクレジットカードに紐付けをかえても同様でした。ICカードの入手ができないのでいったん地下鉄の移動をあきらめてタクシーにきりかえました。

 

タクシー乗り場は地下1階にあります。中国のタクシーは日本と比べて安価でとの記載があり、2019年時点の情報では2000円くらいとの記載があるブログをおおくみましたが、この情報も大きく変わっていました。

タクシーはセダン型でメーターも設置されています。日本と一緒で運転手さんに行き先を伝えるのですが、次の難関は言葉の壁です。ホテル名とアルファベットで書かれた地名を渡しても、漢字で書かれている住所をだせ、と言われました。こういうときに急にいわれてもなかなか漢字表記をされている住所って見つけることができず、マゴマゴしていたら、強制的に下車させられてしまいました。

タクシー乗り場で乗車客の整理をしている係員に、あらためてホテル名とアルファベットでかかれている住所を渡したら、やはり漢字表記はないの?の言葉。係員の方はほとんど英語を話せないので、係員さんのスマホに入っている翻訳アプリをつかっての会話になります。ホテルの電話番号をつかって、係員さんがホテルに電話して住所を聞き出し、費用を見積もってくれたのですが、その額は上述しているように330元(2023年8月のレートは1元が20円)で6600円でした。お互い料金を承諾した形でないと乗車はできないので、ある意味合理的だなとはおもいました。

 このルートしかとれそうにないので、OKをだしたのですが、ここでも立ちはだかったのが決済方法です。クレジットカードはダメでAlipayの決済のみ受け付け可能といわれてしまいます・・・

私の端末からの決済はやはりダメだったのですが、同行していた娘の端末でAlipayをインストールして、家族カードのVISAカードをひもづけて決済を試してみたところ、なぜか娘の端末からは決済が成功しました。ようやく決済ができたので、胸をなでおろしようやくタクシーに乗り込みホテルにむかうことができるようになりました。空港ロビーから移動しようとしはじめて1.5時間ほどが経過してしまっていました。この日はホテルにスムーズに移動できたら、故宮博物館に行ってみようと思ってチケットも予約購入していたのですが、営業時間中にホテル到着がまにあわずで無駄になってしまいました。

 

決済ができた娘と私の違いはなんだろうと中国滞在中に考えていました。

娘の端末は、キャリアは中国でも月間2GBまで通常プラン内で使えるという楽天モバイル、私のキャリアは国国際ローミングに対応していないMineoでしたので、グローバルwifiを借りてインターネット接続をしていました。

娘は、ホテルに入った後にAmazonで事前購入していた中国のSIMカードに切り替えていましたが、その後もAlipay+Visaカードの紐付けで決済し続けられています。

これらのことからSIMが中国で実際に使える状態になっているかどうか、という点が決済できる、できないに関わっているのではないかというのが私の仮説です。

 

このブログでは飛行機の楽しみ方と訪問先でのグルメ情報、ふるさと納税で頼んでよかった物を発信しています。記事が面白い、お役にたつところがあれば読者登録をいただけると励みになります。