中国にこれから行こうとしている方で特にまだ一度も中国に行ったことがない方向けに準備していった方がいいものをまとめたいと思います。パスポートやビザといったものは記載しておりませんので、この二つについてももちろんお忘れなく。
中国本土で、レストランの予約や決済ほぼあらゆることがWeChatやAlipayの中に集約されてきています。私の携帯はMineoのau回線利用のSIMだったのですが、こちらだと中国でAlipayの決済設定ができませんでした。それに反して娘は中国本土で使えるSIMカードを持っていっており、その端末からは決済設定ができました。中国の番号を持っているかどうかが利用できるかどうかの分かれ目になりそうです。
ちなみに私はなぜ中国のSIMをもっていかなかったかというと、後述する理由で中国で使えるモバイルWifiを契約して持参したからです。
中国で使えるSIMがなかった時にどういうことが起こったかはこちらのエントリーをご参照ください
中国観光 個人旅行だとAliPayがないと空港から市内への移動すら困難という過酷な現実 - アラフィフのお楽しみ 食べ歩きグルメとステータス修行の日々を追うブログ
自動翻訳アプリ
空港やホテルのレセプションといったところでも、思っている以上に英語を話せないスタッフの方が多いです。簡単な意思疎通も苦労しますので、自動翻訳アプリを導入して、事前に稼働確認をした上で中国に行かれることをおすすめします。
中国のスタッフもこちらへの説明に困ったときには、アプリを使って回答をしてきていました。外国語を勉強しなくても旅行などが完結するようになってきているんだなぁとあらためて思いました。
現金
完全キャッシュレスの世界に逆行していますが、日本円をある程度持参している方がいいかと思います。一定以上のホテルでしたら、両替対応をしてくれます。VISAやMasterといった国際ブランドのクレジットカードが使えず、かつ、Aplipayの動作をさせることが出来ない場合の最後の砦になります。心の安心のためにもお持ちすることをおすすめします。
VPNアプリ
中国にはグレートファイヤーウォールという西側社会との通信を分断する巨大な壁があります。中国国内に設置されているWifiから普通に通信しようとするとGoogleアプリ(Gmailやmap)やInstagramにはアクセスができません。そのため、VPNアプリをインストールして、中国のWifiからそのVPN経由で日本のネットワークに直接アクセスする方法をとらないといけません。毎日InstagramとかのSNS利用必須という方は必ず設定するようにしましょう。私は仕事上Gmailアプリを見る必要があったので、VPN機能付きのモバイルWifiだけを借りて持って行っていたのですが、中国本土で使えるeSIMも持って行くべきだったと思いました。なおVPN接続している状態でしたら、グーグルマップなどで経路案内ももちろん使えます。ただ、情報精度が古いので、行ってみるとそのお店がないなどがありますので注意は必要です。
状況は常に変わります。このエントリーを見られた方が実際に中国にいったタイミングでは同じではない可能性はあると思っています。転ばぬ先の杖として参考になりましたら幸いです。
このブログでは飛行機の楽しみ方と訪問先でのグルメ情報、ふるさと納税で頼んでよかった物を発信しています。記事が面白い、お役にたつところがあれば読者登録をいただけると励みになります。