とある事情があり中国の北京に出かけることになりました。中国がゼロコロナ政策をとっていた影響もあり、中国に関する旅行情報があまりに少ないためどれだけニーズがあるかわかりませんが、いろいろなトラップがありかなり苦労しましたので、数回にわたって記事にしたいと思います。
今回はまず中国に入国するまでの準備の基本ビザ申請編です。
2023年9月現在ですが、日本人が中国に観光、商用などの出張で出かけるには一部の例外を除いてビザ申請が必要になります。
ビザ申請は個人で行うか、登録代理店と言われている代理店に依頼をかけるかの2つに分かれます。個人申請で観光ビザの場合は取得にかかる費用は発行手数料として8500円です。代理取得をお願いした場合はまちまちです。
個人でビザ取得を行う場合ですが、まず、Webでの書類作成とビザ発給申請の予約が必要になります。どの場所で発給するかによってサイトが異なるのですが、東京発給の場合はこちらのURLからの申し込みになります。なお、日本のように予約や事前申請なしでなんとかなるということは100パーセントありません。追い返されている方を数件見ましたので、必ず事前申請と予約をされてください。
Chinese Visa Application Service Center
画面真ん中の下にある高速査証をクリックすると次のような画面に遷移します。
まずは申請書を作成し、予約を取得するという流れです。
画面左側のオンラインによる申請書入力からスタートします。この時に注意が必要なのはブラウザにChromeを使っているとかなりの確率で文字化けしますので、FireFoxなどを利用されることをお勧めします。記載する内容がとても多いので、書類の作成にはざっくりとですが、10分~20分ほどかかります。
入力する内容としては主なものとしては以下です。気になる方はサンプルの書き方が記載されているサイトをはっておきますので参照ください。
中国ビザオンライン申請書の完了方法のサンプル - 中国ビザ代行取得センター
個人情報
1)生年月日や住所
2)職歴や学歴
勤務先の情報(上司の名前や電話番号も求められます)
年収など
3)家族構成
配偶者がいらっしゃる場合はその情報
ご両親が健在な場合はご両親の情報
渡航関係の情報
1)搭乗予定の飛行機
2)宿泊先のホテルの名前や住所、コンタクトパーソンの情報
コンタクトパーソンは観光の場合はホテルの電話番号で大丈夫です。
*ホテルが所轄警察に泊まっている人の報告を義務付けられています
入力する内容がかなり個人情報に踏みこんでいるのがおわかりになるかと思います。
作成が終わると書類を保存して、予約にすすみます。予約受付は平日の日中9時から16時の間だけです。投稿主が予約したときは最短で2週間先まで空きがありませんでした。実際にビザの受け取りには申請してから4営業日程度かかりますので、中国行きのビザが欲しい方は3週間くらいは余裕が必要ということを覚悟ください。
実際にセンターに申請する時に持参する書類準備ですが以下のようなものが必要です。
1)パスポート(原本とコピーが1部)
2)航空券のコピー
3)宿泊するホテルからの予約情報のコピー
住所、宿泊日、宿泊者名などが記載されている紙面。
*アプリ画面だとその場で印刷して提出してくださいと指示されます
4)商用ビザで行かれる場合のみですが、招聘状
これもあった方が無難です。
必要と言われたんですけどと電話されている方を散見しました。
4)証明写真
サイズも特殊で、かなり規定が細かいです。
私がお願いした写真館が規定について公開しています。
確認して自分でクリア無理と思われたら、お願いするのが無難です。
申請相手は日本ではありません。あいまいなところは一切妥協してくれませんし、無理押しはできませんので、余裕をもった準備をお願いします。
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