目的地までの飛行機に乗る時になにを基準に選ばれますか?
一番多いのは出発、到着の時間なのかなぁと思います。
羽田-伊丹間や羽田-福岡、羽田-那覇といういわゆる幹線に関してはほぼ1時間毎にフライトが設定されています。また時間帯によって投入されている機材も異なっています。1時間待つと、同じ料金なのにより乗り心地のいい飛行機だったということがあったりします。普段予約する時は、今から乗る機材はどれで、というところまでは気にされないかと思います。
画面では羽田ー福岡間のある日のスケジュールです。幹線ですので、かなり頻繁にフライトが設定されていることがおわかりいただけるかと思います。
今回のお話の焦点はこちらの画面に(320)や(78P)と記載をされている機材の種類です。そんなに変わりますか?と思われることもあるかもしれませんが、実は大きくかわります。320については、中央一列に通路があり、両隣は3席ずつに配置された中型の機体、78Pは通路が2列あり、座席は3列、3列、3列で配置されているなどです。
このあと特にプレミアムクラス利用したときに大きく満足感を得ることができる機材について紹介をしたいと思います。
78M
コロナ禍もあり、本来は国際線に投入されていた機材が国内線用に投入されるようになりました。国際線用機材のため、プレミアムクラスのシートはビジネスクラス利用のものが使われています。この機材では全部の席数が240席なのですが、そのうちプレミアムクラス用のシートが42席をしめます。
国際線機材のため、シートには電源がとれるような電源口も設置されていますし、リクライニングやヘッドレストの調整もかなり自由がききます。
この機材は羽田-伊丹にも投入されているのですが、せっかく高いプレミアムクラスに乗るのであればやはり羽田-那覇や羽田-福岡といったような長距離路線での利用がおすすめです。
78G
国際線機材の国内線投入は、コロナ禍の中で少なくなってしまった常連移動客の心をつかみ、大成功をしていました。78Gはさらに最新型を投入したものになります。
この機材の特徴はエンジンがGE製でとても静かであるということです。これまでエンジンにそんなに差が出るのかなとおもっていましたが、この機材に乗ったときに明らかな違いを感じました。
機材全体としては375席のうちプレミアムクラスは28堰が割り当てられています。
普通席、プレミアムクラス共通なのですが、ワイヤレスエンタメシステムの利用が可能になっています。国際線機材なので、映画も最新版が配信されていてちょっと前だとトップガン マーベリックを視聴することもできました。
また、これも普通席、プレミアムクラスで共通ですが、USBポートの利用と電源の利用ができるようになっています。
機内全体も落ち着いた色の配置になっていまして、7プレミアムクラスに割り当てられている座席は隣席との敷居があったりとプライバシー配慮もされています、優雅に移動できている感じを得ることができます。
意外と機材は違うということがおわかりいただけたのではないでしょうか。78Mや78Gはこれらの理由からプレミアムクラスのシートは他の機材便と比べて埋まるのが早いように感じています。
せっかくの旅行、同じお金であるのなら、より快適な旅ができるようにご参考になれば幸いです。
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