日本全国の主要観光地でオーバーツーリズムという言葉が聞こえてくるようになりました。広島県が誇る世界遺産である厳島神社を有する宮島もそのひとつです。つい直近から島の環境を維持するためいう名目で入島税100円が課せられるようになりました。
それでも観光客はあふれている状態なので、世界遺産を守るためには300円くらいにしても全く問題ないんじゃないかなと思います。
秋になると厳島神社の風景はさることながら、山の木々が紅葉となり、それもなかなかの絶景です。
宮島で食事というとやはり穴子料理が一番最初に頭に浮かびます。宮島に渡る前のJR宮島口の近くにあるあなごめしうえの 宮島口本店 - 宮島口/あなご | 食べログが老舗として有名店です。せっかく観光できているから有名店で食事をしたいと思われるのはみなさん同じだと思うのですが、土日はお店の開店30分前くらいの10時半くらいからすでに行列ができてしまっています。私は行列があまり好きではないので、なにか他に良いお店がないかと思って目にとまったのがあなご処 城山本店 さくら庵 - 広電宮島口/あなご | 食べログです。
・ご紹介するお店の基礎情報
店名 さくら庵
営業時間 10:00~19:00
定休日 不定休
こちらのお店の特徴は二つほどありまして、まず使っている穴子は国産にこだわっているということです。他のお店は輸入物を使っているところもあるそうです。国産と輸入物でどう違うのか?と言われると説明ができないのですが、せっかくの広島観光ですのでできるだけ地の物がいいのではと思っています。
二つ目の特徴は限定品になるのですが、マグロの完全養殖化で有名になった近畿大が穴子の養殖も手がけており、その穴子が食べられるということです。近大マグロを出すマグロ屋さんは東京、大阪に店を構え、こちらも予約必須の人気店です。穴子についても否応なく期待が高まります。
お店はテーブルが5つくらいの小さな店構えです。
メニューに近大穴子特約店であることが明記されています。
通常メニューとしての国産穴子を使ったものももちろんあります。
限定の近大穴子を使ったメニューです。穴子だけでなく、やはりこれも広島名物のカキののったお重もあります。
悩みに悩んでオーダーしました。
近大穴子とカキののった宮島お重を選択しました。カキも大ぶりなものが5つものっています。
カキはぷりぷりで食べ応えがとてもありました。なんといっても美味しかったのは穴子です。ウナギの蒲焼きと同じように余計な脂がおち、かりっと焼かれています。またウナギほど脂分が多くないので、あっさりとした味です。
普通に穴子でいうとお寿司の蒸し穴子や煮穴子になるとおもうのですが、この穴子は今まで食べたことがない食感でとても美味しい物でした。
ランチとしては少し奮発した感じになりますが、それでもとても満足感をえることができました。
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